【トイレリフォーム】見積書の6つのチェックポイント

トイレリフォーム見積書6つのチェックポイント

トイレリフォームを検討するほとんどの方がリフォーム初心者です。そのため、見積書を見てもどんな工事が行われ、どれくらいお金がかかっているのか分からず、総額だけで施工業者を決めてしまい、さまざまなトラブルが発生することも…。納得・満足のリフォームを実現するには、見積書を正しく理解する必要があります。そこで今回は、善光建設代表取締役の熊田寛貴さんに、見積書の見方について解説していただきました。

取材にご協力いただいたのはこちら

LIXILリフォームショップ 善光建設

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トイレリフォームに必要な工事は大きく分けて6種類

トイレリフォームの見積書は「仮設工事費」「撤去・処分費」「内装工事費」「製品・取り付け費」「電気工事費」「諸経費」の6つの費目で構成されるのが一般的です。

「何社かに見積もりを依頼する場合は、これらの費目でどのような工事が行われ、どこに違いがあるのかを比較して検討することが大切です。また工事は内容によって、水道工事業者、大工、内装業者、電気工事業者が担当します。業者の数が増えればその分、費用も増えていきます」(熊田さん)

ここからは6つの費目をそれぞれ解説してきます。

見積書のサンプル

【見積の見方その1】リフォーム現場を保護する作業にかかる「仮設工事費」

「仮設工事費」は主に養生工事にかかる費用です。養生工事とは、リフォームの際、工事部分周辺の床や壁、製品などが傷つかないように保護する作業のことです。

「トイレリフォームの場合、それほど大掛かりな作業にならないため、養生工事費を『諸経費』に組み入れる工務店も多いですよ。養生費がかからないことはないので、費用として計上されていないときは、担当者に聞いてみてもよいかもしれません」(熊田さん)

【見積の見方その2】既存便器の撤去や処分にかかる費用「撤去・処分費」

「撤去・処分費」はその名称が示す通り、古い便器を取り外し、処分するための費用です。

「撤去作業ではまず、便器の止水栓を閉め、タンクを外します。便器のねじを外し、便器と配管をつないでいるフランジを取り外す、という作業を行います。トイレリフォームの場合、この費用は工務店による差はほとんどありません。この工程は水道工事業者が担当します」(熊田さん)

トイレ撤去工事の様子

トイレ撤去工事の様子。床を養生シートで保護しながら便器を撤去していく

【見積の見方その3】床・壁・天井の張り替え工事にかかる「内装工事費」

「内装工事費」は壁・床の解体、壁紙・床材の張り替え、手すりの設置、下地の補強などの作業にかかる費用です。

「床の張り替えは行わない予定でも、結果的に床の解体費が発生してしまうことがあります。現地調査の際、床材の著しい劣化が見つかったときです。便器を替える際、床材が劣化していると新しい便器を支えられず、取り付けができないことがあります。その場合は、床の張り替え工事が必要になります。また手洗い器を新たに設置する場合は、手洗器用の給排水を立ち上げることが必要になるため、壁の取り壊しが必要です。この工程は内装業者、大工、水道工事業者が担当します」(熊田さん)

既存の壁材を外している様子

既存の壁材を外している様子。白い下地の部分が劣化しているケースもある

【見積の見方その4】コンセントの増設作業にかかる「電気工事費」

「電気工事費」はトイレ内に電線を通してコンセントを設置するための工事にかかる費用です。

和式トイレから温水洗浄便座付の洋式トイレへのリフォームでは、必ず電気工事が必要になります。古いマンションでよく見受けられるのが、温水洗浄便座がついていない洋式トイレで、その場合コンセントがないことがほとんどです。また、照明や換気扇を変える場合も電気工事が入ることもあります。この工程は電気工事業者が担当します」(熊田さん)

【見積の見方その5】製品代と取り付け作業にかかる「製品・取り付け費」

「製品・取り付け費」は、新しく設置する製品の代金に加え、製品の取り付け作業にかかる費用です。トイレリフォームの場合、総額の6〜8割を製品・取り付け費が占めることが多いそうです。

「もし見積書の総額が自分の予算より多かった場合、製品のグレードを見直すことで調整することをおすすめします。同じ製品でもグレードごとにかなり金額が違うこともあります。提案書を参考に自分が希望する機能がそろっているか、不要な機能が付いていないか確認するとよいでしょう。それから、収納一体型トイレの取り付け費は、他のタイプより高くなることがあります」(熊田さん)

トイレ設置工事の様子

トイレの設置はトイレリフォームの最後に行う

【見積の見方その6】職人さんの駐車料金や現場管理費など「諸経費」

「諸経費」はリフォーム工事を行う業者の駐車料金や、現場管理費など工事や製品代以外の雑費にかかる費用です。エレベーターのないマンションでは搬入費用が含まれることもあるそうです。

「諸経費はリフォームショップごとに内訳は異なりますが、リフォーム費用全体の3〜8%が一般的な相場です。8%を超えていたら、費用の内訳を聞いたほうがいいでしょう。諸経費に限ったことではありませんが、見積書の各費目の内容をきちんと説明してくれる工務店を選ぶことが大切です。また自宅から近くて、レスポンスが早い業者ならなおよいでしょう」(熊田さん)

LIXIL公式リフォームショップなら見積もりも分かりやすく安心

見積書に提示された費目の意味を理解していれば、相見積を取ったときに比較しやすいし、工務店さんに内容の確認もしやすいですよね。見積書に納得した上でリフォーム工事に取り掛かれるから、希望通りのリフォームができそうです。

LIXIL公式リフォームショップなら、リフォーム初心者にも分かりやすい見積書を出してくれ、疑問点には丁寧に答えてくれるので、安心してお任せできます。お近くの店舗を探してリフォームについて相談しみましょう。